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印象記
チェコスロバキア第14回消化器病学会
著者: 竹本忠良1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.1226 - P.1226
文献購入ページに移動 Parisにおける第2回欧州内視鏡学会,第9回国際消化器病学会への出席者の参加を考慮して,1972年6月25日より29日までチェコスロバキアの首都Pragueにおいて14th Czechoslovak Congress of Gastroenterology with International Participationが開かれ出席する機会をえた.ちょうど昨年6月初旬同じPragueで緊急内視鏡検査に関する国際シンポジウムが開催されたので,1年ぶりに美しいPrahaの街をみることができたわけである.何度みてもあきのこない落着いて,しかも自然と調和のとれたPrahaの街々を歩き廻って懐しさをおぼえたが,ソ連邦の食糧不足を反映してか,街角の果物屋などでは昨年より,ものが乏しく,オレンジなどもホテル外ではついに手に入らず,そのほか街を歩く人達の表情とか服装にも一層共産圏としての締めつけのきびしさを感じさせられた.われわれ一行の泊ったホテルは昨年の学会場であったPraha 6区のlnternational Hotelで,相変らずcheckinその他非能率であったが,Czechoslovak Travel BureauのCEDOKの食券の使い方もすっかり馴れて,ワイン,ピルゼンビール等の味を楽しんだ.
学会場はホテルからさほど遠くないCzech Technical UniversityでHall A,B,C,Dとも階段教室で,Hall Aでは英,仏,独,露,チェコ,スロバキア語の同時通訳があったが,他の会場はCzech-English translationのみであった.
学会場はホテルからさほど遠くないCzech Technical UniversityでHall A,B,C,Dとも階段教室で,Hall Aでは英,仏,独,露,チェコ,スロバキア語の同時通訳があったが,他の会場はCzech-English translationのみであった.
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