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文献詳細

雑誌文献

胃と腸7巻9号

1972年09月発行

症例

限局性肥大性胃炎の1例

著者: 鎌田悌輔1 小野時雄1 小林絢三1 浜中良郎2 小林庸次3

所属機関: 1大阪市立大学医学部第3内科 2大阪市立大学医学部第2外科 3大阪市立大学医学部第1病理

ページ範囲:P.1227 - P.1231

文献概要

 巨大皺襞症に関しては,Ménétrier以来,Butz,Reese,Schindler,その他多くの報告があるが,未だその臨床的,病理組織学的にその概念が確立されたとは言えない.さらに今日においては,広義な意味での巨大皺襞症と,狭義のそれの一つであるMénétrier氏病とが混同されている感すらうける.

 今回われわれは,レントゲン,内視鏡的に巨大皺襞を示し,臨床的病理組織学的に興味ある1例を経験したので,多少の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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