icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸8巻1号

1973年01月発行

文献概要

症例

アレルギー性胃炎の4症例

著者: 小嶋高根1 倉内嘉人2 金沢浩吉3 吉井隆博4 高田一也5

所属機関: 1小嶋診療所 2倉内外科 3国立姫路病院,消化器病科 4日本医科大学病理学教室 5名古屋市立大学解剖学教室

ページ範囲:P.61 - P.67

文献購入ページに移動
 アレルギー性胃炎は,急性胃炎の分類上,Bockus1)のacute simple exogenous gastritis,Henning1)のakute alimentäre Gastritisの一分型に属するものと考えられる.一般に食餌の不摂生と関係があるため,急性胃カタルとして処理され,その経過も短時日で良好なため,胃X線,胃内視鏡,胃生検が行なわれる機会が少なかった.

 胃X線検査にっいては,最近,第一線で活躍している諸家により,その機会が多くなったが,その特異な所見は,進行癌と誤診される場合がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?