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文献詳細

雑誌文献

胃と腸8巻1号

1973年01月発行

文献概要

胃と腸ノート

大腸の炎症性ポリポージス(1)―消化器病学の用語をめぐって

著者: 竹本忠良1 長廻紘1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科

ページ範囲:P.68 - P.68

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 きわめて数の多い消化器病学の学術用語のなかにはずいぶん問題があり,活発な論議の対象になっているものも少なくない.病因論の未解決な疾患ではいきおい疾患の概念を正確に表現する適切な言葉を探すのに苦慮した結果,なかには現時点からみるとちょっと首をかしげたくなる言葉もないではない.

 内視鏡診断学で日常用いられている用語のなかにも,そのなかには正確な意味が多少あいまいな状態で流通しているものもあるだろう,そこまでいいきるのは言葉がすぎるとしても,Henning徴候,bridging fold等々の内視鏡用語はその起源にさかのぼって,できるだけ正確に意味を知っておくことが必要であろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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