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胃と腸ノート
早期胃癌の内視鏡的着色法
著者: 鈴木茂1 鈴木博孝1 竹本忠良1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター
ページ範囲:P.87 - P.87
文献購入ページに移動私共はこの方法を一歩前進させて,病変部のみに色素が着色するよう前処置を工夫し好結果を得ている.この方法は井田ら1)が発表したと同様に,内視鏡施行前に酵素剤と色素を胃内に注入しておくものであるが,異なる点は酵素剤を服用させてから15分後に鼻腔ゾンデで胃液を含めたこの液を十分に排除し,色素(主として0.5%メチレンブルー液10cc)を注入し,この後は1時間半から2時間放置し,その後に通常の内視鏡検査を施行するようにしたことである.
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