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文献詳細

雑誌文献

胃と腸8巻10号

1973年10月発行

胃と腸ノート

視野方向転換式Panview fiberscopeの意義

著者: 山田和毅1 竹本忠良1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器外科 2東京女子医科大学消化器内科

ページ範囲:P.1360 - P.1360

文献概要

 わが国では上部消化管出血に対する緊急内視鏡診断が高く評価されるようになって以来,1本のスコープでなんとか食道から十二指腸まで簡単に観察ができるPanendoscopeをという要求がにわかに強くなってきた.

 これまでこの種のスコープは前方直視式で,日本人に多い鉤状胃,下垂胃を観察するにはあまりにも困難な部位が多かったのであまり用いられなかった.視野方向転換式はこれらの弱点をカバーするため技術的問題を克服して現在のpanview fiberscope(PFS)として誕生したわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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