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文献詳細

雑誌文献

胃と腸8巻11号

1973年11月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 研究

急性胃ヘテロケイルス症(アニサキス症・テラノーバ症)の臨床―とくにレ線的,内視鏡的鑑別診断を中心に

著者: 土井一彦1

所属機関: 1土井医院

ページ範囲:P.1513 - P.1518

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 並木1),飯野2)により急性胃アニサキス症が,鈴木3),長野5)により急性胃テラノーバ症が報告されているが,筆者は1971年9月より1973年7月までの1年10カ月間にAnisakis幼虫1型24例,分類不明Anisakis幼虫1例,Terranova幼虫A型10例を人の胃から摘出しこれらを同定し得た.

 アニサキス亜科幼線虫の文献的考察,寄生虫学的所見,寄生虫学的分類,同定の方法,虫体摘出の要領などについては序にくわしく報告されているので,ここではそれらについてはふれず,主としてそのレ線所見,内視鏡所見ならびにその鑑別診断について考察してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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