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文献詳細

雑誌文献

胃と腸8巻11号

1973年11月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 高田洋

ページ範囲:P.1541 - P.1541

文献概要

 本誌も創刊以来早期胃癌を中心に胃・十二指腸潰瘍を始め消化管の疾患あるいは各領域での検査法の進歩をテーマとして各号にとりあげ,投稿原稿についてもでき得る限り主題に応じた号に掲載されるように考えてきたが,全国各地から寄せられる貴重な論文の数は年々増加し,掲載も遅れがちになっている現状であるが,本号は症例と研究を特集した.

 症例の7編の内容も,珍しい胃Adenoacanthoma,術前に生検により診断し得た胃carcinoid,20年目に発生した異時性胃重複癌,あるいは早期胃癌の発育に示唆を与えるⅡa+Ⅱc型早期胃癌の経過観察例を始め,漸次注目をあびてきた腸疾患に関しても急性局所性上部小腸炎,横行結腸筋腫及び結腸ポリポージスを合併したMénétrier病等と多岐にわたり各々興味深い論文ばかりである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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