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今月の主題 内視鏡的膵・胆管造影 内視鏡的膵・胆管造影で診断しえた症例
case 3 膵管造影・膵液細胞診により確診し,切除可能であった膵体部癌の1例
著者: 遠藤義彦1 竜田正晴1 森井健1 奥田茂1 北村次男1 田村宏1 松井征雄2 和田昭3
所属機関: 1大阪府立成人病センター内科 2大阪府立成人病センター外科 3大阪府立成人病センター病理
ページ範囲:P.364 - P.366
文献購入ページに移動既応歴:特になし.
現病歴:約1年前に下痢並びに腹痛があり内服加療にて軽快.3月前より心窩部の重圧感と共に腹痛を繰り返すため某医を受診.心窩部の腫瘤を指摘される.
現 症:黄疸なし.心窩部に驚卵大の硬い腫瘤を触知す.移動性なく軽度の圧痛を伴う.肝・脾・胆のう触知せず,心肺に著変を認めず.
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