文献詳細
文献概要
胃と腸ノート
Practical Points in Gastroenterology
著者: 竹本忠良1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.522 - P.522
文献購入ページに移動 この本はもともとNew Jersey大学消化器内科教授のEddy D. Palmerが消化器病学のundergraduateおよびgraduate trainingを目的として教科書の補遺としてつくられたものを,多くの要望に応じて出版したものである.
肝,膵,胆道系疾患をふくんで,175頁の小冊子であるから,いかに簡潔に要領よくまとめられているかが想像できよう.文字通り「山椒は小粒で1もぴりりと辛い」本である.しかも教えられることが多い.例えば第1章を「もっとも熟練した消化器病医にとって,臨床消化器病学はめずらしいppsychophysiologic phlnomenaのparadeである」と書初めているし,「ラボラトリーは疾患をはかることはできるが,病気をもった患者ははかられない」など味のある言葉が随所にみられる.さすがに1967年Functional Gastrointestinal Disease' The Williams & Wilkins,Baltimoreを書いた著者だ.この本も随分面白く読んだ.
肝,膵,胆道系疾患をふくんで,175頁の小冊子であるから,いかに簡潔に要領よくまとめられているかが想像できよう.文字通り「山椒は小粒で1もぴりりと辛い」本である.しかも教えられることが多い.例えば第1章を「もっとも熟練した消化器病医にとって,臨床消化器病学はめずらしいppsychophysiologic phlnomenaのparadeである」と書初めているし,「ラボラトリーは疾患をはかることはできるが,病気をもった患者ははかられない」など味のある言葉が随所にみられる.さすがに1967年Functional Gastrointestinal Disease' The Williams & Wilkins,Baltimoreを書いた著者だ.この本も随分面白く読んだ.
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