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胃と腸ノート
蝸牛殼状内飜―消化器病学の用語をめぐって
著者: 竹本忠良1 市岡四象1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.604 - P.604
文献購入ページに移動 胃のX線検査で,胃潰瘍によっておこった胃の変形を記載する場合,しばしばschneckenförmige EinrollungとかBeutelmagenあるいはSanduhrmagenなどといった名称が用いられていることは誰でもしっていることである.
このschneckenförmige Einrollungという言葉は1909年SchmiedenとHartelが外科的胃疾患のX線検査という論文で“小彎と大彎とのアンバランスによって胃は蝸牛殻状に内飜されている”と述べたのが最初らしいが,1911年のSchmiedenの論文でschneckenförmigeEinrollungという名詞が正式名称として記載されている.
このschneckenförmige Einrollungという言葉は1909年SchmiedenとHartelが外科的胃疾患のX線検査という論文で“小彎と大彎とのアンバランスによって胃は蝸牛殻状に内飜されている”と述べたのが最初らしいが,1911年のSchmiedenの論文でschneckenförmigeEinrollungという名詞が正式名称として記載されている.
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