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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻1号

1974年01月発行

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書評「Handbook and Atlas of Gastrointestinal Exfoliative Cytology」 フリーアクセス

著者: 春日井達造1

所属機関: 1愛知県がんセンター 第1内科

ページ範囲:P.50 - P.50

文献概要

 João C. Prolla,Joseph B. Kirsner両博士著Handbook and Atlas of Gastrointestinal Exfoliative CytologyがThe University of Chicago Pressから出版された.私が先ず第1に思い出したのは約20年前胃内視鏡に足を踏みいれた当初唯一の胃内視鏡の参考書,否バイブルとして何回もくりかえし熟読したR. Schindler博士の不朽の名著Gastroscopyの出版元がUniversity of Chicago Pressであったことである.

 シカゴ大学消化器内科はW. L. Palmer教授以来20数年に亘り多数の細胞診研究者をそだて,消化器細胞診に関しては数多くのユニークな業績を発表し,Rubin,Raskin,Klayman,Barton,Taebel博士らのすぐれた指導的消化器細胞診学者を輩出,米国は勿論世界の消化器細胞診のメッカであった.私どもも小林,吉井,服部博士らを派遣し,彼等と協同研究をつづけて来た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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