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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻1号

1974年01月発行

文献概要

今月の主題 胃の生検 胃生検症例

胃生検によって迷入膵と確診できた胃粘膜下腫瘍の1例

著者: 平塚秀雄1 後町浩二1 長谷川充輝1 遠藤鷹一1 福島靖彦1 増田浩1 上砂紀1 吉井隆博2

所属機関: 1平塚胃腸病院 2埼玉医科大学病理学教室

ページ範囲:P.73 - P.76

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 胃生検は診断の最終評価を決定する不可欠な検査法にまで進歩してきたが,しかし胃粘膜下腫瘍に対してはこれら病変の占居部位と生検鉗子の到達深度から判断して当然のことながら無力とさえいわれている.

 われわれは最近,十二指腸潰瘍による幽門狭窄症に合併した胃壁迷入膵を生検により確定診断しえた興味ある1例を経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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