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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻10号

1974年10月発行

今月の主題 症例・研究特集

研究

胃ポリープの臨床病理学的検討

著者: 菅谷晴彦1 飯田太1

所属機関: 1信州大学医学部第2外科教室

ページ範囲:P.1291 - P.1295

文献概要

 胃ポリープ,とくに腺腫性ポリープの病理形態像に関しては多くの研究があり,その発生機序は徐々に解明されつつあるが,いまだ不明の点が多い.われわれはすでにできあがった腺腫性ポリープについて臨床病理組織学的立揚から検討を行ない,腺腫性ポリープの性状ならびに分類について2,3の成績を得たので報告する.

研究対象および研究方法

 昭和32年1月より昭和45年12月までの14年間に信州大学第2外科で胃切除ないしポリープ切除を施行した腺腫性ポリープ40例,ポリープ数にして133個を研究対象とした.おのおのポリープについて,ヘマトキシリン・エオジン染色およびPAS-Heidenhain鉄ヘマトキシリン重染色による組織標本を作製し,組織学的検索を行なった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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