文献詳細
今月の主題 症例・研究特集
研究
文献概要
胃ポリープ,とくに腺腫性ポリープの病理形態像に関しては多くの研究があり,その発生機序は徐々に解明されつつあるが,いまだ不明の点が多い.われわれはすでにできあがった腺腫性ポリープについて臨床病理組織学的立揚から検討を行ない,腺腫性ポリープの性状ならびに分類について2,3の成績を得たので報告する.
研究対象および研究方法
昭和32年1月より昭和45年12月までの14年間に信州大学第2外科で胃切除ないしポリープ切除を施行した腺腫性ポリープ40例,ポリープ数にして133個を研究対象とした.おのおのポリープについて,ヘマトキシリン・エオジン染色およびPAS-Heidenhain鉄ヘマトキシリン重染色による組織標本を作製し,組織学的検索を行なった.
研究対象および研究方法
昭和32年1月より昭和45年12月までの14年間に信州大学第2外科で胃切除ないしポリープ切除を施行した腺腫性ポリープ40例,ポリープ数にして133個を研究対象とした.おのおのポリープについて,ヘマトキシリン・エオジン染色およびPAS-Heidenhain鉄ヘマトキシリン重染色による組織標本を作製し,組織学的検索を行なった.
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