文献詳細
今月の主題 症例・研究特集
研究
So-called “Brown Bowel”―病理学的研究とその本態について
著者: 森脇昭介1 越智脩2
所属機関: 1国立松山病院研究検査科 2愛媛大学理学部生物学教室
ページ範囲:P.1327 - P.1335
文献概要
本症は偶然手術材料または剖検時発見される程度で,臨床症状を呈することもなく,病的意義がないため注目されていない.しかし,最近大腸ファイバースコープの普及に伴い,生体で発見する機会が増し,その報告例(田島ら1967,酒井ら1971,饒ら1972)も増加してき
た.
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