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書評「新臨床内科学」
著者: 和田武雄1
所属機関: 1札幌医科大学教授・内科
ページ範囲:P.1406 - P.1406
文献購入ページに移動 「意を尽くして,要を得る」.それが新臨床内科学を通覧してまず感ずることである.
内科学は本来臨床医学全般の基礎面に付して学ばれるべき学問的性格のものであり,それだけに,きのう・きょうの基礎医学周辺の広い学問の進歩をとり入れながら新しくされなければならない.性急にそれをとり入れればとかく半可通の難解性をまぬがれ得ないし,内容が錯雑化して硬直となるきらいなしとしない.
内科学は本来臨床医学全般の基礎面に付して学ばれるべき学問的性格のものであり,それだけに,きのう・きょうの基礎医学周辺の広い学問の進歩をとり入れながら新しくされなければならない.性急にそれをとり入れればとかく半可通の難解性をまぬがれ得ないし,内容が錯雑化して硬直となるきらいなしとしない.
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