文献詳細
今月の主題 食道・腸の生検
主題
文献概要
食道の直視下生検にはbitebiopsyが広くおこなわれているが,硬性直達鏡では,管腔の大きさが8~9mmもあり,生検鉗子も径5mmと太く,先端の鉗子盃も大きいものを使うことができ,組織採取片の大きさも,切離する力も十分で,診断に適した組織片を採取することが可能である.
一方,食道ファイバースコープに用いるものは,スコープの鉗子孔がほぼ3mmと小さいので,鉗子の径も2.2mmで,先端の鉗子盃部分も2.2×2.5×1.0mmと小さく,把持できる組織片の大きさと,組織を切断する力とに,まだ問題が残されている.
一方,食道ファイバースコープに用いるものは,スコープの鉗子孔がほぼ3mmと小さいので,鉗子の径も2.2mmで,先端の鉗子盃部分も2.2×2.5×1.0mmと小さく,把持できる組織片の大きさと,組織を切断する力とに,まだ問題が残されている.
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