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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻3号

1974年03月発行

研究

処置用ファイバースコープ(Gastrofiberscope for Treatment: T. G. F. Olympus)の使用経験―特に粘膜下病変の診断を中心に

著者: 倉俣英夫1 宇南山史郎1 衛藤繁男1 堀口一弘1 坪井晟2 風戸計民2

所属機関: 1神奈川県立成人病センター内視鏡 2神奈川県立成人病センター放射線科

ページ範囲:P.355 - P.364

文献概要

 Gastrofiberscopeの歴史は未だ日が浅く,1957年HirschowitzらによりGastro-duodenal fiberscopeが初めて実用化されて以来,この分野での急速な進歩発展は目をみはらせるものがある.現在わが国においては直視下に病変を観察するにとどまらず,胃生検による組織診断への活躍あるいは薬剤の局所注射,というような治療面にまでその応用範囲は拡げられて来た.そして独り胃にとどまらず各種臓器に対して,また使用目的に応じて多数の器種が用いられている.ここに述べるGastrofiberscope for Treatment略してT. G. F.は1971年Olympus光学で開発され,その後改良を重ねられてきた.「胃内の処置を目的とした」試作品である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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