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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻4号

1974年04月発行

文献概要

症例

独特なpatternを示したGastritis polyposa症例

著者: 室久敏三郎1 土井偉誉2 大久保春男3

所属機関: 1浜松医療センター消化器外科 2国立がんセンター放射線科 3浜松医療センター病理検査科

ページ範囲:P.519 - P.525

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 最近,私どもは独特なパターンを示す胃ポリポージスを経験した.はじめにX線検査で胃細網肉腫を疑い,内視鏡で,びらん性胃炎と診断し,生検は陰性で,繰り返す洗浄細胞診で過形成性胃炎の典型的剝離細胞像を認め,良性と考えたが,既往に吐血があるため手術を施行した症例である.その肉眼標本,および組織標本を検討して改めてX線および内視鏡所見を反省し,興味ある知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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