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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻5号

1974年05月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

嘔吐に続発した食道噴門接合部出血の2例

著者: 積惟貞1 遠藤良一1 本田毅彦1 石館卓三2

所属機関: 1仙北組合総合病院外科 2秋田大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.569 - P.573

文献概要

 頻回の嘔吐のために食道あるいは胃噴門部などに急性の亀裂様裂創を生じ,これが出血源となって大量の吐下血を惹起する疾患は,Mallory-Weiss症候群として知られているが,比較的稀な疾患で,わが国ではこれまでに22例の報告を見るに過ぎない.

 今回われわれは,Mallory-Weiss症候群に極めて類似した食道噴門接合部の出血性潰瘍の2症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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