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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻5号

1974年05月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

臨床的に診断しえた微小Ⅱb型早期胃癌の1例

著者: 池田成之1 井林淳1 三国主税1 別役孝1 高沢敏浩1 今村哲理1 相川啓子1 荻田征美2 市川健寛2 佐藤利宏3 藤田昌宏3 高橋達郎3 氏家忠4

所属機関: 1北海道がんセンター消化器科 2北海道がんセンター外科 3北海道がんセンター病理 4氏家胃腸科

ページ範囲:P.581 - P.586

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 術前診断が可能であったⅡb型早期胃癌の報告はきわめてまれである.さらにまた最大径が5mm以下の癌は微小癌として特別に扱われる傾向にあるが,微小癌の中でも典型Ⅱbは特殊な例を除いて臨床診断の対象にはならないとさえいわれている.著者らは臨床的に診断可能であり,切除胃の組織学的検討から確かめられた5mm以下の微小典型Ⅱb型早期胃癌を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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