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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻5号

1974年05月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

X線・内視鏡にて1年2ヵ月間経過を観察したFormalinによる腐蝕性胃炎の1例

著者: 七海暁男1 塩谷敏夫1 兼谷俊2 山田敏雄3 山辺紘猷3 熊田六郎3 蕭光麟3 金沢浜子4

所属機関: 1郡山市財団法人太田綜合病院胃腸科 2郡山市財団法人太田綜合病院精神科 3郡山市財団法人太田綜合病院脳神経外科 4郡山市財団法人太田綜合病院内科

ページ範囲:P.597 - P.602

文献概要

 腐蝕性胃炎のX線,内視鏡所見の経過を観察した報告は少ない.また,蝕腐毒がFormalinであった症例の報告もまれである.著者らは自殺の目的で,Formalinを飲んだ患者を診療して,発症後,1年2カ月間にわたり食道および胃の所見の変化をX線および内視鏡で追跡して,従来の報告に記載のない所見を観察した.多くの点で興味深い症例と思われるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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