文献詳細
文献概要
今月の主題 症例・研究特集 研究
大腸腺腫性ポリープにおけるPseudocarcinomatous invasion―その組織像と成因について
著者: 武藤徹一郎1
所属機関: 1東京大学医学部第1外科 2St. Mark's病院
ページ範囲:P.641 - P.646
文献購入ページに移動この奇妙な所見が浸潤癌と診断される可能性は十分にあり,特に粘膜下腺腫組織に異型が強い場合はその可能性が高い.文献上にも既にその実例と思われるものが散見される2)3).本病変の組織学的特徴を詳細に述べて浸潤癌との相違を明かにし,合わせてその成因について多少の考察を試みた.
掲載誌情報