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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻5号

1974年05月発行

今月の主題 症例・研究特集

研究

炎症性ポリープと腺腫性ポリープの臨床的鑑別

著者: 金沢利定1 柏原貞夫1 倉本信二1 前谷俊三1 殿塚健司1 佐藤守1 谷川允彦1 市島国雄2 相馬俊臣3

所属機関: 1天理よろづ相談所病院腹部外科 2天理よろづ相談所病院病理 3相馬外科病院

ページ範囲:P.655 - P.660

文献概要

 大腸ファイバースコープが開発されて約5年になり,大腸疾患の診断は,それ以前にレ線診断や直腸鏡等にたよっていた時代に比し,著しい向上が見られるようになった.著者らも昭和45年1月よりオリンパス社で製作された大腸ファイバースコープCF Type SB,CF Type MB型を用い,レ線を併用せず,Routine検査の一つとして,現在まで205例259回の大腸内視鏡検査を行なって来た.以下われわれが行なっている大腸内視鏡検査の方法をのべ,その症例の中から特に大腸粘膜に見られた炎症性ポリープ,腺腫性ポリープ,ポリープ癌の内視鏡像につき,組織像と対比させながら検討を加えて見た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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