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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻6号

1974年06月発行

今月の主題 胃を除く上腹部腫瘤の診断

主題

核医学の立場からみた(胃を除く)上腹部腫瘤の診断

著者: 小山田日吉丸1

所属機関: 1国立がんセンター放射線診断部

ページ範囲:P.747 - P.754

文献概要

 患者が上腹部に腫瘤を訴えてきた場合,それに対しては従来触診や各種レ線学的検査,更には内視鏡的検査などが行なわれていた.そしてその技術の進歩もめざましく,臨床分野において高く評価されてきたことは周知のとおりである.しかし近年核医学の急速な進歩により放射性核種(R. I.)を用いた診断技術もこの上腹部腫瘤の診断に大切な役割を果すようになってきた.時にはこの方法で決定的な診断がつくこともあるほどである.ここでは胃を除く上腹部全般の診断分野における核医学的手法の有用性についての概略を述べるとともに,幾つかの症例を呈示したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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