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書評「急性腹症のX線診断」
著者: 四方淳一1
所属機関: 1帝京大学・外科
ページ範囲:P.778 - P.778
文献購入ページに移動 急性腹症のブームは,筆者が昭和39年頃,当時在勤していた墨東病院のデータをもととして臨床研究の結果を盛んに発表した頃より始まったのではなかろうか.
さて,この本の著者は3人とも筆者の知巳であるが,そのうち2人は昨年身罷られた.人物的にも学問的にも尊敬に価する人達であった.ここに深く哀悼の意を捧げる次第である.残る1人の放射線医は筆者の大学の放射線科の助教授であり,X線診断のエキスパートでもある.この3人の外科医,内科医および放射線医が対話形式をとりながら診断を進めてゆく過程をペーパーに表わした試みは大変おもしろい.
さて,この本の著者は3人とも筆者の知巳であるが,そのうち2人は昨年身罷られた.人物的にも学問的にも尊敬に価する人達であった.ここに深く哀悼の意を捧げる次第である.残る1人の放射線医は筆者の大学の放射線科の助教授であり,X線診断のエキスパートでもある.この3人の外科医,内科医および放射線医が対話形式をとりながら診断を進めてゆく過程をペーパーに表わした試みは大変おもしろい.
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