icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻7号

1974年07月発行

今月の主題 盲腸・上行結腸の診断

主題

盲腸・上行結腸のポリープ診断

著者: 長廻紘1 竹本忠良1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.895 - P.901

文献概要

 大腸ポリープとは大腸内腔へ突出した限局性の上皮性隆起一般に対する形態上の名称である,組織形がわからないときは便利な術語である.本文中ではとくに断わらないかぎり,ポリープと腺腫とほぼ同義語として用いた.

 さて盲腸上行結腸の診断という主題のポリープを担当することになったが,盲腸上行結腸のポリープといっても大腸の他部位に比べて,診断上とくに問題があると思えないし,自験例も残念ながら少いので困る.内視鏡的にも問題点があるとすればスコープが盲腸まで入るか否かのポリープ以前の問題につきてしまうが,ここで挿入の問題に立入る気もない.そこで少し角度をかえて盲腸上行結腸のポリープに取くんでみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら