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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻7号

1974年07月発行

文献概要

症例

早期胃癌を思わせた潰瘍を合併した胃角副膵の1例

著者: 村上隼夫1 岩崎貞三1

所属機関: 1市立静岡病院内科

ページ範囲:P.931 - P.934

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 筆者らは,術前胃X線,内視鏡により早期胃癌を疑い,結局潰瘍を合併した胃角副膵であった1例を報告する.

症例

 患 者:61歳 男子 教員

 主 訴:空腹時心窩部重圧感および食後胃部膨満感.

 家族歴:特記すべきものなし.

 既往歴:特記すべきものなし.

 現病歴:数年前より,時々空腹時に心窩部重圧感を訴えていた.昭和46年5月初旬頃よりその程度が増強し,食後胃部膨満感もきたすようになったので某医を受診し胃X線にて,幽門狭窄を指摘され,昭和46年6月21日精査のため,本院へ入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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