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文献詳細

雑誌文献

胃と腸9巻8号

1974年08月発行

文献概要

今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点 症例

慢性リウマチ様関節炎のような症状を伴った原発性amyloidosis

著者: 田中満1 大久保忠成1 毛利誠1 西岡清春1 平松京一1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部放射線診断部

ページ範囲:P.1043 - P.1047

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 Amyloidosisは1855年Virchow,1856年Wilks,1857年Buddらにより初めて記載された,全身性にAmyloidの沈着をきたす比較的稀な疾患である.近年本邦でも診断技術の進歩と相まってかなりの報告例をみるようになった.

 本症には原発性のものと他の疾患に附随して二次的に起こってくるものとが考えられるが,われわれは消化管にAmyloidが沈着した慢性リウマチ様関節炎に類似した関節症状を呈した原発性Amyloidosisの1症例を経験したので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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