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今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点 症例
胃囊胞の2例と本邦報告例に関する文献的考察
著者: 谷昌尚1 島津久明1 小堀鷗一郎1 笹本和啓2 丹羽寛文2
所属機関: 1東京大学医学部第1外科 2東京大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1067 - P.1073
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〔症例1〕39歳男子(病歴番号 730093)
既往歴:特記すべきことなし
家族歴:父方親族に多発性骨髄腫2例,S. L. E. 1例.
現病歴:生来健康であったが,昭和48年1月,胃集検
をうけた際に胃角部小彎に陰影欠損像を指摘された.東大第1内科において精査を行ない,胃囊胞の診断のもとに同第1外科に入院した.
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