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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻2号

1966年05月発行

文献概要

シンポジウム 頸肩腕症候群

頸肩腕症候群—脳神経外科の立場から

著者: 都留美都雄1

所属機関: 1北海道大学脳神経外科

ページ範囲:P.131 - P.141

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 頸肩腕症候群cervico-omo-brachial syndromeという言葉は甚だ漠然とした内容を有するもので,用いる人によつてその内容とする疾患群に差異があると思われるが,私は神経症候を主として考え,何らかの自他覚的神経症状が,頸部,肩部及び腕部に見られる疾患を,頸肩腕症候群の中に含まれる疾患として取扱うことにする.従つてその中には,頸髄及び頸髄神経根から腕神経叢更に上肢における末梢神経に至る,すべての神経系に障害を及ぼす疾患をすべて含むことになり,神経系に障害を与えない疾患は除外されることになる.
 このような定義に従つて,頸肩腕症候群に含まれる疾患をあげてみると第1表の如くになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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