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装具・器械
Chronometric Infusor—悪性骨腫瘍の治療への応用
著者: 赤星義彦1
所属機関: 1京都大学医学部整形外科
ページ範囲:P.315 - P.319
文献購入ページに移動制癌剤の投与法としてはInfusion局所動脈内挿管投与法,あるいはPerfusion局所灌流法が特にとり挙げられる.1950年Kloppらは腫瘍を栄養としている主幹動脈内にポリエチレン管を挿入,留置して制癌剤のintra-arterial Infusionを試み10例中8例に腫瘍の縮少をみたと報告して以来,Bierman,Cromer,Grady,Sullivanand Watkins,Clarkson,Herter,白羽等は,主として手術不能例あるいは手術,放射線治療後の再発例,頭部,頸部の悪性腫瘍の治療に制癌剤のInfusionを行ない,静脈内及び経口投与と比較して遙かに優れた局所効果と副作用の軽減を認めている.
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