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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻4号

1966年07月発行

文献概要

臨床経験

果部骨折について

著者: 玉置拓夫1 楢林好隆1 小串隆郎1 菅井治1 森清2 神戸太郎3 森満4

所属機関: 1長崎大学医学部整形外科 2山口県立中央病院整形外科 3国立佐賀病院整形外科 4長崎労災病院整形外科

ページ範囲:P.392 - P.398

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まえがき
 果部骨折は,われわれの最近の調査によっても,交通事故,労働災害,スポーツ外傷などの機転で多発しており,四肢外傷をとりあつかう整形外科医にとってはかなり親しみぶかい骨折のひとつといつてさしつかえない.しかしながら,この骨折に対して実際に行なわれている治療内容や,その治療成績を詳細に検討してみると,本骨折に対する治療原則が充分に理解され,かつ活用されているとはいえないうらみがあるように思われる.
 本稿においては,この骨折に対する治療計画や手術手技,後療法のカイドとなり,さらに体重負荷,位置移動の時期決定の指針を与えるような分類法並びに原則的な治療方針などについて文献的に記述し,それにもとづいた自験例の整理をあわせて行なってみることにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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