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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻6号

1966年09月発行

文献概要

手術手技

骨折に対する圧迫内固定法

著者: 宮城成圭1 井上博1 境野正武1

所属機関: 1久留米大学医学部整形外科教室

ページ範囲:P.597 - P.606

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いとぐち
 骨折の観血的療法は近来著しい進歩をとげたが,中でも長管骨々折に対しては骨髄内固定法,内副子法等により治療成績は著しく向上した.然し之等の方法によつてもなお満足し得ない症例も少くない.
 スイスのMüller教授は1958年に圧迫内副子法(Compression Fixation with Plate)を開発し,内副子固定を行う際に骨折端に圧迫力を加えて,固定を一層強固にする事を考案した.後に記述するようにMüllerはこのために特殊な内副子と圧迫器を用いている.従つて氏の方法はわが国で市販されている螺子や内副子では実施することは出来ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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