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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻6号

1966年09月発行

文献概要

臨床経験

整形外科における問題行動

著者: 芝田仁1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.622 - P.624

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 疼痛それも主に下肢の痛みを主訴として整形外科を訪れる小児のなかに,他覚的所見の全くないものがかなりの頻度に見られる.従来これらは成長痛Wachstumsschmerzとして取り扱われてきているが,我々はこれらを小児神経症の一種と考えて問題行動と呼び,両親に患児の環境調整を指示しているが,再度来院するものは殆んどない.
 私はこれらの患児につき予後調査を行なうと共に,患児の環境,性格などに関する調査を併せ行なつたので考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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