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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻7号

1966年10月発行

文献概要

検査法

テトラサイクリン・ラベリング法—テトラサイクリン標識法

著者: 星野孝1

所属機関: 1日本大学医学部整形外科

ページ範囲:P.742 - P.746

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はじめに
 物質が光エネルギーを吸収すると励起状態となるが,多くの場合は直ちに熱エネルギーに転換して基底状態にもどり,またある場合には化学エネルギーにかわつて化学反応がおこる,しかしある種の物質では光エネルギーを放出して基底状態にもどる.その際,螢光fluorescenceまたは燐光phosphorescenceを発する.
 螢光と燐光のちがいは,前者では光照射が続く間光が出るが,光照射がやむとすぐ消えるのに対して後者ては照射がやんでも光が出るという点である.また両者のスペクトルの波長域及びスペクトル構造にも差がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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