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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻8号

1966年11月発行

文献概要

診療の経験から

年長児先天股脱の手術

著者: 河邨文一郎1

所属機関: 1札幌医大整形外科

ページ範囲:P.821 - P.825

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I.
 先天性股関節脱臼も整復されずに10歳以上に達すると,その大多数は第3度ないし第4度の高度の骨頭転位をきたしている.患者は著しい跛行を示し,疲労しやすいため長途の歩行はむずかしくなつている.疼痛をおこすものもある.この様な状態に対して,私たちはどの様な処置を加えればよいのか?
 最もひろく行なわれるのが,転子下骨切り術(Kirmisson,Fröhlich)と,坐骨結節の高さで大腿骨を切るSchanzの骨切り術とである.これらの手術はどの様な理論的根拠に基づいているのか?

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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