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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻9号

1966年12月発行

文献概要

視座

手の外科と整形外科

著者: 佐藤孝三1

所属機関: 1日大

ページ範囲:P.889 - P.889

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 外国のいわゆるhand surgeonの中には,整形外科出身者のほかに外科や形成外科出身者がまじつているが,日本で手の外科に興味をもつている者はほとんど整形外科医のようである.したがつて日本の手の外科は整形外科の一部をなしているといつてよい.日本手の外科学会にしても,創立当初から数年間は,広く同好の士を求める意味もあつて,独立した総会を秋に開催していたが,最近は日本整形外科学会に直結して,春に総会を開くようになつた.
 もともと手そのものが四肢の一部であり,運動器官として大変重要な機能をもつていることを考えれば,手の外科が整形外科の一部であることは当然であり,整形外科医たるものは手の外科の知識をもたないわけにはいかない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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