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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科1巻9号

1966年12月発行

文献概要

臨床経験

Discography施行時の疼痛発現部位について

著者: 中川俊1 穴沢進1 市堰英之1 吉田三夫1

所属機関: 1日本医科大学整形外科

ページ範囲:P.979 - P.983

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はじめに
 Bonica1)によれば痛みは末梢性の痛み,中枢性の痛み及び心因性な痛みに三大別されるが,整形外科領域ては末梢性の痛みの中,持に深部痛覚及び連関痛が診断上屡々問題とされるのであるが,これら痛みの発現部位としては筋,腱,靱帯及び関節嚢等に代表される体性深部組織と共に,血管系,自律神経系も又問題とされる事は云うまでもない.従つてこれら痛みの研究はLewis2),Kellgren3),4),5),Pedersen6),Inman, Saunders7),Theobald8),Travell9)及び石田等10),11),12)により報告されているが,我々も腰痛患者のDiscography施行時の深部痛覚の発現部位,連関痛のそれについて検索を行つた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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