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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻1号

1975年01月発行

文献概要

装具・器械

われわれの開発した多軸式下肢牽引整復台について

著者: 井上肇1 三上隆三1 土居通泰2

所属機関: 1聖路加国際病院整形外科 2都立大塚病院整形外科

ページ範囲:P.48 - P.53

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 整形外科分野では手術はもちろんのことその他すべての手技は,当然のことながら四肢および軀幹に対するものが多く,従つてその術中にはかなり微妙な四肢軀幹の位置取りや持続的な希望肢位保持を要求される.また手術に際しては骨内操作が多いため手術法が高度になればなる程イメージインテンシファイアー(以下「イメージ」と略記)による透視やレントゲンコントロールが必要になつてくる.このため従来の外科用手術台では満足せず,今まで種々の牽引手術台が開発されて来ている.この要求は事特に筋力が強く重量も大きく,1人の足持ち助手のコントロールではままならぬ下肢の手術に対して強く出されて来ている.しかしながら既成の牽引手術台の多くは,
 (1)両下肢を牽引するように設計してあるので,構造が複雑な上に附属品が多すぎて使いこなせない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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