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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻12号

1975年12月発行

文献概要

特集II Myelopathy・Radiculopathy

脊髄動静脈奇型の臨床症状,診断および手術経験

著者: 菊池晴彦1 古瀬清次1 唐澤淳1 榊寿右1 吉田泰二1

所属機関: 1北野病院脳神経外科

ページ範囲:P.1149 - P.1153

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 脊髄動静脈奇型(spinal AVM)の報告は1885年Hebold,1888 Gauppにより行われており,決して新しいものでない.しかし本疾患が,臨床症状の原因疾患として正しく診断され,かつ適切に治療されるようになつたのは近年のことである.それ以前は,autopsyで見出されたり,たまたまspinal explorationで見出されたにすぎない.
 脊髄動静脈奇型は,Rasmussen,Kernshan,Newman,Kraynbuhl,Yasargil,Pia等の報告によると脊髄腫瘍の4.42%〜11.5%のincidenceであるとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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