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学会印象記
ロンドンでの関節軟骨シンポジウムに出席して
著者: 井上一1
所属機関: 1岡山大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.340 - P.343
文献購入ページに移動英国では,1700年代のW. Hunter頃から関節軟骨に関心がもたれており,これは痛風を始め他の関節疾患を含め早くから社会的背景が広かつたこともあろうが,この国は近年形態,組織化学,生化学あるいはbiomechanicsなどいずれをとつても関節軟骨の研究は,非常にレベルが高い.また,いくつかの研究グループによるユニークな研究は,他に類をみない.こうした基盤から,今回のシンポがロンドンで開かれることになつた.12力国約130名の出席者で,わが国からも私共8名が出席した.
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