icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻4号

1975年04月発行

文献概要

臨床経験

末梢神経原発性腫瘍について—Malignant Schwannomaを中心として

著者: 荻野幹夫1 浅井春雄1 阿部光俊2 林泰史3 鈴木斌4

所属機関: 1国立病院医療センター整形外科 2帝京大学医学部整形外科学教室 3東京大学医学部整形外科学教室 4鈴木整形外科

ページ範囲:P.344 - P.349

文献購入ページに移動
要約
 本文においては①末檎神経原発性腫瘍の理解を容易ならしめるために,神経支持組織たるSchwann細胞の由来と特徴について述べ,②Schwann細胞以外の起原を持つ腫瘍のないことを示し,③Schwann細胞よりの良性腫瘍としてneurilemomaとneurifibromaの2者の存在することとその差違について述べ,④Malignant schwannomaの発生はneurilemomaよりは認められず,neurofibromaより続発するか,または初めよりmalignant schwannomaとして発生することを述べ,⑤その臨床症状について自験例6例の簡単な報告を付し,⑥Malignant schwannoma(Neurilemoblastomaおよびplexiform neurofibromaを含む)の治療方針について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら