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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻4号

1975年04月発行

文献概要

臨床経験

大腿骨頸部外側骨折に対する新しいキュンチャー髄内釘固定法の試み

著者: 藤田邦浩1 岡本佼1 三河義弘1

所属機関: 1大津赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.350 - P.353

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 大腿骨頸部外側骨折は高齢者に多く,手術侵襲を少なくし,早期離床せしめて各種の合併症をなくすことが重要である.われわれはKuntscher,Riskaらの報告に基づき,大腿骨内顆直上部より上行性にキュンチャー髄内釘を骨頭に挿入する手術法を昭和49年2月より,数例に試み,手術操作,手術時間,手術侵襲,整復固定力,早期リハビリテーション等の諸点において従来までの手術法に優るとも劣らず,良好な成績を得たので,若干の考察を加え各症例の経過の概要について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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