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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻6号

1975年06月発行

文献概要

臨床経験

黄色靱帯骨化が原因と思われる対麻痺の3例

著者: 古谷誠1 蜂須賀彬夫1 荻野幹夫1 浅井春雄1 加藤之康1 内田詔爾2 山崎典郎2 曾我恭一2

所属機関: 1国立病院医療センター整形外科 2都立墨東病院整形外科

ページ範囲:P.535 - P.542

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 脊椎付属の諸靱帯には様々な形での骨化が起こり得る.これらの大部分は主に老化変性に関連して生ずるむしろ生理的な変化と考えられ,通常無症状であるが,稀には明らかに病的と見做し得る高度の骨化を来たして各種の障害を惹起することがある.
 我々は最近,黄色靱帯の骨化により脊髄圧迫症状を呈したと思われる症例を経験し,その特徴的な病像と,他の靱帯骨化症との関連とを検討し,いささかの知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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