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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻8号

1975年08月発行

文献概要

臨床経験

頸椎骨軟骨症の遠隔手術成績(5年以上経過観察例)の検討

著者: 手束昭胤1 山田憲吾1 野島元雄1 井形高明1 北上靖博1 米沢元実1

所属機関: 1徳島大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.677 - P.683

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 頸椎骨軟骨症は頸椎々間板,椎体の退行変性を基盤として,臨床的には神経根および脊髄圧迫症状を呈するものである.1925年Adsonによる頸椎々間板ヘルニアについての発表以来,数多くの報告がみられている.特に近年,この方面の診断および治療法の確立とともに整形外科方面では普遍的な疾患となつている.
 私共の教室においても,昭和35年4月より昭和49年9月までの約14年6カ月間の頸椎,頸髄疾患に対する手術症例は108例であつたが,その中,頸椎骨軟骨症は47例で最も多く,経年的にその手術症例も増加してきている(第1表).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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