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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻8号

1975年08月発行

文献概要

臨床経験

脊髄麻痺患者の自己導尿法

著者: 千野直一1 浅葉義一2

所属機関: 1慶応義塾大学病院リハビリテーションセンター 2国立塩原温泉病院

ページ範囲:P.684 - P.688

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 脊損患者に対する初期の治療においては,生命の保持と神経障害を最小にくいとめることに努力がはらわれる.その後,一般に約6カ月の間に,患者のリハビリテーション(以下リハビリと略)が行われるが,そのリハビリの成否は,泌尿器の管理いかんによるといつても過言ではない.
 泌尿器管理のリハビリ上の重要性は大別して2つに分けられる.まず第1には,生命をも脅かす慢性尿路感染,結石,水腎症などから腎不全になることを防ぐことであり,第2には,尿失禁,頻尿などの排尿障害による社会復帰への障害を少なくすることである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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