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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻9号

1975年09月発行

文献概要

論述

脛骨板形成術について

著者: 鳥巣岳彦1

所属機関: 1九州労災病院整形外科

ページ範囲:P.761 - P.774

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 脛骨板形成術(tibial plateau arthroplasty)とは,脛骨顆軟骨面の破壊,陥凹により生じた膝関節の内反あるいは外反変形を(第1図a.b),適当な厚さの脛骨板(tibial plateau prosthesis)でその部分を置換することにより,靱帯のpseudolaxityを矯正し,大腿骨関節面に対応する滑らかな関節面の再建を行なう手術である.その結果,膝の動揺並びに変形は矯正され,疼痛は著しく軽減し,歩容など日常生活動作も改善されて来る.
 また両側の脛骨顆を2枚の脛骨板にて置換し,いわゆるhemiarthroplastyとして川いることも可能である(第2図a,b,c,d).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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