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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科10巻9号

1975年09月発行

文献概要

臨床経験

遠隔転移をおこしたdermatofibrosarcoma protuberansの1剖検例

著者: 里見和彦1 福田宏明1 石井寿晴2 佐々木正3 小出紀4

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室 2慶応義塾大学医学部病理学教室 3東京部済生会中央病院整形外科 4東京都済生会中央病院病理

ページ範囲:P.810 - P.817

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 全経過38年間にわたり頻回の摘出にもかかわらず局所再発を繰り返したdermatofibrosarcfoma protuberans(隆起性皮膚線維肉腫)の1例を経験した.この腫瘍は遠隔転移をおこすことは稀とされているが,本症例は長い経過ののち,両肺,後腹膜,腰椎に転移をおこし死亡した.剖険の機会が得られたので,臨床経過とあわせ報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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