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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻1号

1976年01月発行

文献概要

論述

日本における義肢の変遷—現況と将来の見通し

著者: 武智秀夫1

所属機関: 1岡山大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.18 - P.26

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まえがき
 切断者のリハビリテーションは片麻痺,脊髄損傷,脳性麻痺などのそれと異なり,いくつかの特徴をもつている.列挙してみると,
 ①リハビリテーション・ポテンシャルが高い.
 ②社会復帰のゴールを明確に設定できる.
 ③義肢が不可欠である.
になろう.
 一方切断者のリハビリテーションの機能を向上させる因子としては,
 ①医師の啓蒙(正しい切断術,術後管理,義肢に関する知識,技術の普及)
 ②よい義肢の製作(よい義肢部品の供給,製作技術者の育成,製作工房の整備)
 ③義肢装着訓練(PT,OTの育成,訓練施設の整備)
 ④義肢支給に関する法制上の問題(行政)があげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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